エス&ケイ通信エステートの集団訴訟に対する姿勢

エス&ケイ通信エステートはお客様第一を掲げ、お客様に接する時にはその人を外見で判断してはいけない、そして丁寧に接するべきであるとして、客との信頼関係を築くことに重点を置いてきました。その精神がこの会社には生きており、事業は多岐にわたります。
先ずはエリア開発事業です。これはその土地が持つ潜在能力を引き出し、経済価値を高めることに努めています。次にオフィスビルの管理運営です。オフィスビルが安全で快適であること、そしてその心地よい空間の中で人々が働きやすいことを目指しています。そして様々な場所に商業施設を作り出しています。それらの商業施設は、その街の特性を引き出し、魅力ある街づくりに貢献しています。この他にも様々な事業を展開していますが、古いものから新しいものを作り出すために、豊かな発想とセンスを重視しており、それらが現代的なニーズを取り込んでいく原動力になっています。
エス&ケイ通信エステートが現在力を入れているのは、集団訴訟の対応です。顧客数が多くなってくるとどうしても誤解が生じたりすることも多くなってきます。そのようなことを回避し、互いに不毛な争いをする集団訴訟のような事態を招かないために努力することは、企業の使命だとしています。
サリドマイドは1950年代に世界中で販売された鎮痛薬、あるいは睡眠薬ですが、この薬を妊娠中に服用したために、胎児に重大な影響を及ぼすという薬害を引き起こしました。日本でも約1000人の胎児に手足や内臓などの奇形がみられたのです。この薬は当初、西ドイツにおいて鎮痛催眠剤としてつわり止めなどに使用されました。日本では1957年に大日本製薬が製造販売したのですが、その際、十分な動物実験や臨床試験は行われませんでした。そして、そのような薬を当時の厚生省はわずか1時間半という簡易な審査のみで製造販売を許可してしまったのです。その後ドイツなどではこの薬が重大な薬害をもたらすとして販売が差し止められたにもかかわらず、日本ではその後も販売されたのです。その結果、被害は拡大していきました。1963年に出された集団訴訟は、約10年後の74年に原告団と国、製薬会社との間で和解が成立し、損害賠償が行われるようになりました。
アスベスト訴訟は、建築現場において作業員たちがその細かい繊維を吸い込むことにより健康に重大な影響を及ぼしたとして、元作業員と遺族たちが国と建材メーカーを相手取り起こした集団訴訟事件です。
アスベストによる健康被害は、1950年代にイギリスにおいて肺がんになるリスクがあるとして報告されており、日本ではアスベスト粉塵によるじん肺訴訟という形で集団訴訟が起こされたのです。国はアスベストの危険性を十分に知らなければならない立場にいながらその危険性を放置し、何の方策もとらなかったとして裁判所は国と建材メーカーの責任を認定しました。
今日、集団訴訟はどの企業も直面する可能性のある問題です。アメリカではクラスアクションとして知られていますが、日本でもこの問題を抱えている企業は少なくありません。これは、企業が自分の扱う商品やサービスに対してその良否を十分に把握しておらず、顧客に対してのケアを怠っていることに起因することが多いのです。
エス&ケイ通信エステートでは、そのようなことがないように今後も顧客目線に立つことを重視しています。
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